製造業種のテレワーク化について

2021/09/22

前項 通信環境の整備とITソフトの導入について より

 

これまで導入してきた内容の殆どが業者さんからのご提案や展示会など、専門の方々からのご協力によるものであります。

取組み当時はしっかりとしたプランは出来ていませんでしたが、新しいサービスや製品によって出来る様になった事も増えていると感じます。

構想がはっきり決まっていなくても、業者の方々が様々な提案を下さったお陰で方向性が見えてきた事もありますので、漠然とした内容でも相談してみると良いかと思います。

 

まだ取組みの最中ではありますがこれまでの結果として、弊社の様な製造業種にリモートワーク(在宅勤務)の導入は管理や事務経理の部分的なもので、製造現場は不可能だと感じます。

しかし、ITの活用により社内間での距離を開けての業務遂行は環境次第で可能であり、感染対策を取りながら効率を高める事も不可能ではありません。

在宅ワークともモバイルワークとも違う、様々な製造業種に合わせたテレワークの取り組みも可能であると思います。

失敗から学ぶ事も多く無駄になった設備や計画もありますが、会社に合った環境と設備にたどり着ければ必ず効果は得られると思います。

 

尚、弊社は助成金制度を活用しての導入実績がありますが、制度の期限により製品の内容や詳細に向き合う時間に限りがあります。

大企業向けの機能は勿体無いですし、求める機能が備わってないと使い物にならないので、導入製品は時間をかけてでも内容を煮詰め選択するべきだと思います。

特に事業計画を事業者で作成し申請する助成金制度・窓口についてはそれ相当の労力が必要となりますし、絶対に受かるとも限りません。

ですが、日ごろの業務に追われ事業所の悩みや問題に真剣に取り組む機会も少ないので、採択抜きにしても申請する意義があったと感じます。

そしてこれらの取り組みは小規模な設備投資と社員の負担や抵抗も少なく、業務を止めずに取り組めることが最大のメリットであります。

 

また、これから先の展開として製造ラインのペーパーレス化に取り組む予定です。

作業者にタブレット端末上で図面や各作業資料を管理してもらい、電子ホワイトボードやコミュニケーションツール、3DCADデータなど、これまで取り組んできたものと合わせて電子化に取り組み、ペーパー0化を目指したいと考えています。

また、過去の展示会でVRに衝撃を受けいずれは導入してみたいという思いは冷めておらず、何かしら業務に結び付けたいと目論んでいます・・

個人的に、将来的には全ての資料はデータ化され映像はホログラム化し、音声や高度な認識技術で情報を操作する時代になると思っております。

こんなのや

こんな感じとか・・

 

決して根拠とする知識や技術がある訳ではありませんが、そうなると便利だなとか、それ出来ると楽しいなという観点で将来を予測しているだけであり、一概にもデジタルが全ておいてに便利であるとも限らず、アナログな部分も必要であると思います。

特に、老舗の手書きで送られてくる請求書や年賀はがきには印象深いものがあり、この時代だからこそ価値があり継続して頂きたいと願っています。

 

結果的には楽しみながら(私情を挟みながら)行っている取組みなので、答えも無く終わりが見えないものかも分かりませんが、このコロナ過という有事の中でも取り組んできた事が、少しづつプラスとなり次に繋がっていると実感しています。

これからも情報を共有しながら、また参考となるご意見なども頂けましたら幸いでございます。お問い合わせ

 

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