技能士検定

2020/01/09

昨年、社員育成の一環として鉄鋼技能士・製缶作業の検定に取り組みました。

 

溶接試験などは業界でも周知され、技術証明としても必要性が高い資格ではありますが、

この鉄鋼技能士検定に関してはそれほど認知されてなく、正直活用する場面として薄いだろうと感じてます。

ですので、今回の取り組みは事業として活用していくことよりも、社員育成が主な目的でありました。

 

弊社として受験経験がない資格でしたので、試験内容や流れ、判定基準など見えてない事が多くあり

今回はマイスター制度を活用し、専門の技術指導者さんを派遣していただく様にしました。

科目としては技能・学科と二科目に分かれ、技能検定の約1か月後に学科の受験となります。

市内や県内のマイスターさんの選定に難航し、最終的に県外から訪問していただく事になりましたが

熱心なご指導のおかげで、今回受験した2名が無事合格する事が出来ました。

マイスターさんや関係者の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

 

指導、実地の様子

 

申請した2名は弊社の中でも熟練であり、技術としては申し分ない経験者ではありましたが

実際に手掛けてきた製品や技術に対し、純粋に評価をいただく機会はそうありません。

社内外で別の機関に、これまで費やしてきた経験や努力を点数や合否で評価していただける事は

会社や本人に対しても大きな財産になると感じました。

 

実際の資格証です。

修正してますが、シルバーラメで他の証明証と比べると高級感があります。

日常業務の合間に練習し、終業後に勉強し

決して楽ではなかったはずですが、証明書を見て喜んでいる姿は日々の努力の成果だと感じます。

1級はゴールド?になるのでしょうか、機会を見て次のステップにチャレンジさせて行きたいと思います。

 

2020/12/26の後日談です。

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